亀戸の麻雀屋さんの申請準備。亀戸駅前は風俗営業許可の大きな落とし穴が有ります！御依頼は判っている行政書士に！
亀戸の麻雀屋さんの申請準備。亀戸駅前は風俗営業許可の大きな落とし穴が有ります！御依頼は判っている行政書士に！
亀戸駅前にはちょっと気づかない風俗営業許可の妨げ＝保全対象施設有り。児童遊園。
先週、御依頼を頂きました亀戸の麻雀屋さんの法人成りでの営業許可の移転を、まずは会社設立から掛からせていただきました。
さて今日の写真は、「亀戸だから亀の公園なんだろ」って問題ではないのです。
亀さん（本当は神様です。下記）噴水の公園は、亀戸駅前公園です。
立派な銘板を出しています。
ところで写真の中の赤丸をご覧ください。すべり台があるのがお判りいただけますでしょうか？
この公園は駅前ロータリーから続く色々なモニュメントのある公園です。そして区画の大部分は「亀戸駅前公園」として都市公園法の規定する基幹公園の一種「街区公園」であり、風営法上の問題はなさそうに見えます。
ところが！ なんと奥の一部だけが『児童遊園』なのです。
「江東区立 かめ・うさぎ児童遊園」です。
こちらは、児童福祉法に基づいて児童の福祉のために『児童福祉施設』として設置された『児童遊園』なのです。れっきとした保全対象施設※です。駅前にあるから安心、なのではありません。この公園から５０ｍの範囲では風俗営業の許可を取ることは出来ないのです。
『児童遊園』と看板を掲げている公園でも、普通は都市公園法に基づいて設置された「都市公園＞基幹公園＞街区公園」であることがほとんどです。これらは『児童遊園』と称していても設置されたそもそもの根拠法が児童福祉法ではないので風俗営業許可申請の支障にはなりません。
『児童福祉法』に基づいた本当に保全対象施設になってしまう『児童遊園』は各区に、ほんの２，３件有るか無いかのわずかなものです。
港区などは区の公園の資料に「児童遊園」として公開されている公園が５０カ所ほど有りますがその中で、本当に『児童福祉法』の規定により設置されているリアル『児童遊園』は三ヶ所しか有りません。
ですので、保全対象施設としての『児童遊園』を知っているセンセイでもスルーしてしまうことが往々にしてあります。
しかもこの「かめ・うさぎ公園」は駅前ロータリーに面したおおきな「亀戸駅前公園」と境も無く接しているため見分けがつきません。Yahoo map でも、Google mapでも表示されません。
実際、公園でも一番奥の自転車置き場前に古びてかすれかけた表示があるだけです。しかも別に「児童福祉施設」などと表示しているわけではありません。
保全対象施設の判断は誤るとたいへんなことになってしまいます。
我々の元へも、他のセンセイで失敗して大変なことになった後に、店舗を変えて御依頼くださるケースも、時々あります。すごい損害賠償の問題にまでなっています。
またセンセイが判断できずに、弊所に持ち込まれる案件もございます。
風俗営業の許可申請は、くれぐれも行政書士の選択を誤らないようご注意下さい。
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さて、写真の亀さんですが、実は『玄武神』江東区の北の方角を守護されている神様です。ちなみに南は若洲公園で朱雀神、東は青龍神、西は白虎神が祀られて江東区を守護されています。
とにかく麻雀屋さんの会社を作って許可申請をスムーズにお休みなく、迅速に行っていきます。
※保全対象施設:施設の性質上、風営法の目的「青少年の健全な保護育成」を図るため、その周辺(原則100m:お店の立地、施設で異なる）では風俗営業を行ってはならない、とされている施設。
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