やった！病院に勝って風俗営業を取ったぞ！「行政書士の選び方③」
やった！病院に勝って風俗営業を取ったぞ！「行政書士の選び方③」
やったぞ！病院に勝って風俗営業の許可を取りました。ＧＷの谷間になんていう朗報でしょう！
こんな立派な病院、法的には、病床が１９床ですから正確には診療所。２０床からが病院。でも風俗営業の営業禁止地域は病床が１床でもあれば千葉県では５０ｍですから同じことです。
風俗営業の禁止地域は、開業している診療所から５０ｍではありません。設立の認可が降りていれば開業していようが、建設中であろうが、もう保護対象施設としてそこから５０ｍはもう風俗営業の許可が取れません。
忘れもしない３月１７日、「近くに産婦人科の病院が出来るから、今のうちに許可を取直したい。」と御連絡を頂き、急遽その夜、すっ飛んで行きました。そうしたらもう写真のように建物はほぼ出来上がっているのです×××
「病院、診療所は、開業したらアウト、じゃ有りませんよ。もう診療所としての認可を受けていればアウトです。」
病床の数というのは地域毎に総数が定められており、ほとんどのところで満杯です。病床を持った診療所が出来る、ということはもうその医療法人は病床数を確保している、ということです
であれば通常、診療所の認可の手続きも進んでいるでしょう。
仮に風俗営業の申請時点で、診療所の認可が出ていなくても許可になるまでに、診療所の認可が降りてしまえばこれまたＮＧです。
二枚目の写真をご覧ください。右手の大きな建物がその診療所、左手のオレンジ色の非常階段が空に突き出しているビルが今回のお客様のお店のあるところ。まるっきり５０ｍ以内です。
「病院が出来るって聞いたところでなぜ電話くれなかったんですか。出来てからはもう遅すぎるんです。」
「でも、店を個人営業から会社組織にしてちゃんと経営していく、というのが私の気持ちなんです。」
参った。でも翌日、速攻で保健所に伺い、「稲毛区○○で、○○産婦人科の認可は降りているでしょうか？」
「いえ、噂はうかがっています。がまだ行政手続きには入られてないようですね。」
しかも、現時点で警察から診療所の有無を照会されたら、認可されていない以上、無いと答える、との言質まで得ました。
「やりますか？負ける可能性の方がはるかに高いです。でもやるなら今しかありません。」
「やります。お願いします。駄目だったら移ってやり直します。」
これでやらねば男が廃る、即日全力投球で開始しました。
「勝負、お前が先か、こっちが先か！」
このブログでは二ヶ月間封印していたのですが、そういう申請が有ったのです。そして天の恵みか、このＧＷに許可がでました。
こんな勝負に勝てる行政書士、ご存知ですか？
「行政書士の選び方③」として宜しいでしょうか。
