1990年代の戦友が来ました!
1990年代の戦友が来ました!
今日、突然、事務所に私の1990年代の空手の戦友が来ました。仕事で銀座まで来たそうで数年来の再会です。
私の所属する空手道松濤会同門仙武会の仲間です。彼も49歳、私は53歳、もう闘いの日々は昔話ですが、突然の訪問、ほんとうに嬉しかったです。
当時はお互い仕事がある身ながら真剣に稽古をしたものです。
仕事があるので、道場の午後9時で終わる稽古には間に合うわけもなく、同志を募って午後9時以降これる者から稽古をし、土日にも集まって稽古していました。
稽古が終わると、また道場の向かいの千葉大学を一周するランニングを裸足でしたり・・・
彼は私とは違い、根っからのセンスのあるエリートでした。空手仙武会は西千葉にれっきとした自分の道場を持ち、60年以上の歴史を持ち千葉県各地に支部を持つ「社団法人」格を持った道場です。彼はその道場で、錬成大会3連覇を成し遂げた男です。
対外的には、仙武会Aチームの主将が彼で、残念ながら私はBチーム(二軍)でした。
血みどろの日々でした。空手は寸止めだと思われていますが、実際は寸当て、です。本当の寸止めではポイントを取ってもらえません。ボクシングのような殴り合いではないですが、グローブでもなくたかがサポーターを付けただけの手で突きを顔面に入れ、脛サポも無い足で蹴りを入れます。ですので「血みどろ」というのは表現ではなく、実際、血が流れます。私の前歯がすべて人工なのはそういうことです。また、蹴りについては、全く止める動作をせずそのまま当ててくるのが私のもう一人のパートナーで、180cm超の大型選手。わたしは軽量級の168cm、どうしたって止める動作がなくそのまま蹴り込んでくる彼の長い足から逃れるのは至難でした。その頃は、一年の三分の二くらいはアバラにヒビが入ってました。彼もどうしてるのかな。